ごあいさつ

工作機械の歴史

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万能フライス盤

Universal Milling Machine

A173


 

A173

このプラット・アンド・ホイットニー製の万能フライス盤は、1860年代に世界で最初に製作された、ニー(ひざ)とコラムを持ったブラウン・アンド・シャープ製のフライス盤によく似たものです。 当時、互換性のある兵器を作るために、多数の穴を迅速に正確に空ける必要がありました。その問題を解決するために、ハウがブラウン・アンド・シャープに依頼して設計・製作してもらったものがこの万能フライス盤です。 これによりボール盤の切削速度と精度は画期的に向上しました。さらにこの機械にさまざまな形のフライスを取り付けることで、いろいろな大きさの歯車が切削できました。 本機は、ウィンチェスター社でライフルの部品製造に使われたとのことです。

 


■製造メーカー:Pratt & Whitney Co.
■製造国:アメリカ/コネチカット州 Hartford
■製造時期: 19世紀末期〜20世紀初期
■寸法(間口×奥行×高さ):780×1010×1260mm
■重量:


仕様

・テーブルの寸法 153x120

 

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