このプラット・アンド・ホイットニー製の万能フライス盤は、1860年代に世界で最初に製作された、ニー(ひざ)とコラムを持ったブラウン・アンド・シャープ製のフライス盤によく似たものです。
当時、互換性のある兵器を作るために、多数の穴を迅速に正確に空ける必要がありました。その問題を解決するために、ハウがブラウン・アンド・シャープに依頼して設計・製作してもらったものがこの万能フライス盤です。
これによりボール盤の切削速度と精度は画期的に向上しました。さらにこの機械にさまざまな形のフライスを取り付けることで、いろいろな大きさの歯車が切削できました。
本機は、ウィンチェスター社でライフルの部品製造に使われたとのことです。
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