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  手動形削り盤
Hand Shaping Machine
A106


A106 main
この手回しによる形削り盤は、1830年代にイギリスでナスミスが製作した、最初の形削り盤をもとに作られたものと思われます。 形削り盤は、平削り盤が工作物の載ったテーブル全体を往復運動させるために速度が遅く、小さな部品を工作するのに不便であったことから、逆に刃物側を往復運動させるという発想で生まれたものです。ナスミスの小型形削り盤は、単純で使いやすく、よく売れました。 本機の構造は、刃物、テーブルともに片持ちとなっていて剛性が十分ではありません。これ以降の機種では、この問題点を解決するために、がっちりとした構造に改良されています。
 

■製造メーカー:
■製造国:
■製造時期:1850年
■寸法(間口×奥行×高さ):990×910×1630mm
■重量:480
kg

A106 A106  
仕様
・ラムの最大行程 270 mm
・テーブルの移動距離(左右×前後)390×230
・テーブルの大きさ(長さ×幅)335×343 mm

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