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工作機械の歴史

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自動組紐製造機

Automatic Loom

A004


 

 

A004 main

この組紐を製造する機械は、平板に明けられたパンチ穴のパターンに従って様々な模様を織ることが出来る構造を備え、今日のNC機械原型を成しております。この仕組みはフランス人のジャカールが発明しました。 それまで複雑な模様を織る際には、大人数で役割分担し、織機の上から必要なたて糸を持ち上げる、という大変な苦労を要しましたが、1800年代に発表されたジャカード機は、たて糸を自動的に上下に開口することができるため、それまでの手間が省かれ、あらゆる模様に対応することが可能になりました。それに加えて彼が考案した織機には、紙に穴をあけ、たて糸に上下開口の命令を送る、というパンチカードの仕組みが備わっていました。画期的なこのジャガード機は発表後またたく間に、フランス国内だけでなく世界中で使用されるようになりました。 パンチカードはその後、機械式の集計機に使われ、さらにコンピュータへの入力装置として、使われるようになりました。コンピュータへの入力装置としては、よりコンパクトな紙テープに形を変えて、磁気媒体などが普及するまで活躍しました。

 


■製造メーカー:
■製造国:
■製造時期:
■寸法(間口×奥行×高さ):1660×1290×1840mm
■重量:


 

A004

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