ごあいさつ 工作機械の歴史 17世紀頃 19世紀頃 20世紀頃
Machine Tool Collection
おわりに

古い工作機械を眺めるとき、工作機械の歴史はきわめて新しいのだということを思わずにはいられません。
古代から存在を知られていた旋盤は唯一の例外で、大半の機械は1775年から1850年までの期間に、産業革命と同時に開発されました。蒸気の登場、そしてそれに続く蒸気機関の出現で、大量の金属が使用しやすくなり、金属を加工した結果、適切な工作機械が開発され、生産されるようになりました。そして、これらの機械は独立した装置となり、「他の機械を作る機械」となりました。
1801〜1810年の間に完全な鉄製のボール盤、ブローチ盤、フライス盤、平削り盤が開発されました。その数年後に中ぐり盤と形削り盤が出現しました。ハンマーは長期にわたって知られ、使用されていましたが、蒸気の出現以降は新しい構造上の特性と寸法を持つに至り、それまでよりはるかに広い範囲で使用できるようになりました。 これら17世紀から1950年代にかけて製造されたコレクションは静岡工場に大切に保存されています。 工作機械の起源と進歩の段階を示す貴重な証として私達は次世代に受け継いでいきたいと思っています。


マシンツールコレクション保管所在地:株式会社 三共製作所 〒439-0018 静岡県菊川市本所2290


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(担当:湯浅 )